SBI証券はSBIホールディングスのグループ企業で、初心者から上級者まで幅広い層が投資をしているネット証券です。ネット証券はいくつもありますが、SBI証券を利用している人はどのような評価をしているのでしょうか。
本記事ではSBI証券の口コミ・評判について紹介します。口座開設を検討している人はメリットやデメリットも含めて、参考にしてみてください。
※2023/1/31情報調査日
※2023/1/31更新日
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Contents
SBI証券の概要
SBI証券
出典:SBI証券
- 55円(税込)〜国内株式の手数料が安い
SBI証券は国内株式の手数料が安く、スタンダードプランで1注文の約定代金(税込)が5万円までなら手数料は55円(税込)です(2022年6月8日時点。公式サイトより)。 - 9ヵ国の外国株式を取り扱う
9か国の外国株式を取り扱っていて、収益機会を提供してくれます。株式を取引できるのは米国・中国・韓国・ロシア・ベトナム・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシアです。 - 株式、債券、投信、ロボアドなど商品が豊富
金融商品が豊富な特徴があって、ニーズに合わせた提供をしています。商品は株式・債券・投信、ロボアドなど、資産運用サービスが充実していて魅力的です。
編集部
口座数(前月比) | 非公開 |
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取引手数料 | 【1注文の約定代金】 5万円以下:55円 10万円以下:99円 20万円以下:115円 50万円以下:275円 100万円以下:535円 150万円以下:640円 3,000万円以下:1,013円 3,000万円超:1,070円 【1日の約定代金合計額】 100万円以下:0円 200万円以下:1,238円 300万円以下:1,691円 以降100万円増加毎に+295円 |
NISA | 有り |
積立NISA | 有り |
iDeCo | 有り |
IPO実績 (2021年) |
122社 |
口座開設日数 | 最短翌日 |
投資信託 ※2022年4月11日 |
2,688本 |
外国株 | 米国株式(5,194銘柄 ※2022年4月6日時点) 中国株式, ロシア株式, 韓国株式,アジア株(5カ国) |
現在実施中のキャンペーン
・米国株式手数料Freeプログラム
総合口座開設月の翌月末までの最大2カ月間、米国株式手数料が0円になります。対象は2021年7月1日(木)以降に証券総合口座の開設を完了している人です。
・25歳以下現物手数料0円プログラム
インターネットコースで26歳の誕生日を迎える前日までなら、国内株式現物手数料が0円になります。対象期間内に約定したインターネット経由の注文手数料が適用対象です。
編集部
SBI証券を利用する5つのメリット
他のネット証券より手数料が低い
他のネット証券と比較すると、SBI証券の手数料が低いメリットがあります。SBI証券には1注文ごとに手数料が決まるスタンダードプランと、1日の約定代金で手数料が決まるアクティブプランがありますが、どちらも比較的安いです。
例えば手数料が安い楽天証券と比較した場合、スタンダードプランと楽天証券超割コースの手数料は同じで、アクティブプランはどの会社よりも低い水準になっています。
IPOの取扱銘柄数がNo.1
SBI証券のIPOにおける取扱銘柄数はNo.1です(※2021年3月通期時点。公式サイトより)。IPOとはInitial Public Offeringの略で、上場していない株式会社が東証の市場に対して株式を上場することを指します。
SBI証券は引受社数が80で関与率が93.0%で、新規上場銘柄の取引チャンスが大きいです。No.2の証券会社と比較しても、引受社数が58で関与率が67.4%です。
仕事が終わった後の夜間でも取引可能
投資商品ごとに取引時間は異なりますが、原則メンテナンス以外の時間帯なら夜間でも取引できます。仕事が終わった後の夜間でも取引ができるため、安心して利用できるのがポイントです。
時間帯に関しては株式や外国為替取引になると、土日や祝日を除いた平日に取引できます。外国の投資商品になってしまうと、国ごとの取引時間を把握しなければなりません。
米国株の種類が5,194銘柄
米国株の取扱銘柄数は5,194銘柄あります(※2022年5月25日時点。公式サイトより)。取扱数はネット証券の中でも多い部類で、種類が豊富でも取引はスムーズに行えるのが魅力です。
米国株で取引したかった銘柄がなかったリスクが無くなり、取引環境が充実しています。米国株を利用したいなら、SBI証券で取引するのがおすすめです。
クレカ積立で投資信託の定期買付ができる
SBI証券が提携しているクレジットカード積立を利用して、投資信託の定期買付ができます。投資信託と毎月の購入金額は100円から5万円に設定し、クレジットカードを登録するだけです。
クレカ積立のポイントは自動で投信積立が始まるため、入金の手間がありません。またクレジットカード決済をするとポイントが獲得できて、NISA口座にも対応しています。
SBI証券を利用する3つのデメリット
担当者に相談しようと思っても実店舗が無い
わからないことや不安なことを聞くために担当者に相談しようと思っても、ネット証券なので実店舗がありません。しかし、相談方法がないわけではなく「対面コース」として支店の担当者がサポートしてくれます。
対面コースはカウンターのみの取引で行われ、手数料として税込2,700円かかるのがデメリットです。税込2,700円かかるのは注文額が税込2,700円未満の場合のみになります。
対面コースの営業時間は平日8:30~16:00で、年末年始は営業していません。入出金方法は銀行振込で、投資スタイルに合わせて適切なアドバイスをしてくれます。
システム障害が発生時は取引できない
システム障害が発生してしまった場合は、復旧するまで取引できないデメリットがあります。これはSBI証券だけではなく、ネット証券を取り扱っている会社が抱えるデメリットです。
頻繁に起こらないため大きなデメリットにはなりませんが、万が一システム障害が起きたときはSBI証券がすぐに知らせてくれます。サイトや取引ツールで瞬時に伝えたり、電話対応してくれたりして安心です。
国内株と外国株のアプリは同じではない
SBI証券は投信積立のアプリやFXのアプリなど、金融商品ごとにアプリが作られているのが特徴です。そのため、国内株と外国株のアプリは別々になっているデメリットがあります。
どちらも情報や株価、チャートが見やすく、充実したアプリです。ダウンロードをする手間がかかりますが、初心者から上級者まで愛用しています。操作ガイドが付いているため、操作性が優れているのが魅力です。
SBI証券を利用した人の口コミや評判
良い口コミや評判5つ
信頼性No.1!ツールも便利!
私が証券会社を選ぶにあたり最も重視したのなんといっても評価の高さなどの実績です。SBI証券はネット証券界で最も多く口座開設数を誇り、顧客満足度もNo.1です。大切なお金を扱うので多くの人に利用されている実績と信頼があり、安心感があります!
出典:みん評
私の主力証券会社です!
海外の株やETFへの投資をしていますが、アメリカ株だけでなく、ベトナムやインドネシア、マレーシアなど9カ国の株に投資することができます。また、取り扱い海外ETFの種類も豊富で満足しています。これ以上のことを望むなら、もはや海外の証券会社に直接、口座を開くしかないでしょう。
出典:みん評
信頼度が高いので安心して取引することができます
株取引に興味を持ちましたので、登録することを決意しました。さまざまな証券会社が存在していますが、SBI証券はセキュリティ対策が万全だし、口コミの評判が良かったために選択しました。また、こまめに情報をメールで送ってくれるところは助かります。
出典:みん評
SBI銀行との連携が便利です
米国株の売買に利用しています。基本の手数料は他の証券会社と特に変わりありませんが、ETFの定期買付が出来るようになったので海外ETFを積立したい人には最適だと思います。一般NISAだと米国株式の買付手数料が無料になり、少額でも手数料を気にしなくてオッケー!
出典:みん評
国内株式の取引に不便さを感じたことがありません
国内株式の投資をしていますが、売買手続き中にサイトが不安定になったこともなく不便さを感じることはありません。
また、口座開設したころはまだネット証券も少なかったせいか、こちらの手数料が安く魅力的でした。出典:みん評
悪い口コミや評判3つ
ネット申し込みが不便
ネットから口座開設を申し込んだ。
免許証は表面・裏面とそれぞれアップロードできるのに、通知カードは表面しかアップロードできない仕様になっていた。裏面に変更事項が記載されているため、ネット上で手続きが完結できず、後日書類を送ることになってしまった。出典:みん評
手数料は手ごろだが、不親切な会社。
取引手数料は手ごろだが、不親切な会社。
サイトの構成がややこしく分かりづらい。
電話で問い合わせても長時間待たされる上に塩対応される。出典:みん評
本人確認が史上最低
本人確認書類をとる時、バカにしてるのかと言いたくなるくらいエラーが起きてまともに進めない
こんな初歩的な所で安定しないシステムをどうらやって信頼して金を預けろと??出典:みん評
SBI証券が向いているのはどんな人?
IPO投資を始めたい人
メリットでも紹介しましたが、SBI証券のIPO取扱銘柄数は世界No.1です。IPO投資を始めたい人が快適に投資できるように、取引環境が充実しています。そのため、IPO投資を始めたいならSBI証券は向いているといえるでしょう。
IPO投資には買付時の手数料がかからない、成長性に期待できる企業の株式に上場段階で購入できる、人気銘柄が公開価格を上回って初値が付く可能性がある3つのメリットが魅力的です。
他にも抽選に外れるともらえるIPOチャレンジポイントがあり、当選確率が上がります。使い方はIPO申込時にポイントを使用するだけで、操作は難しくありません。
貯めたTポイントを投資信託で使いたい人
普段の買い物で貯めたTポイントは、SBI証券の投資信託で使えます。証券口座を持っている場合はTカード番号の登録で済み、証券口座を持っていない人は1~2日後に口座開設完了の通知を受け取れるのがポイントです。
Tポイントは1ポイント1円分の換算で、インターネットコースのみ手数料がかかりません。Tポイントが貯まる量は投資信託に預けた金額で決まり、取引はスマホで完結します。購入代金は100円からなので、資金が少ない人でも始められるのが魅力です。
25歳以下で投資をしたい人
25歳以下の人に限り、国内株式現物手数料がかかりません。そのため、まだ口座を持っていなかったり、既に口座を持っていたりする25歳以下の人におすすめです。取引金額の上限や期間が決まっていない無料化は、国内初になります。
もし、18歳未満の未成年が投資をしたい場合は、未成年口座を作ると対象に含まれため安心です。若い年代が投資に興味を持つケースは多く、練習のつもりで株式を体験させるのもいい機会でしょう。
SBI証券の口座開設キャンペーン開催中
FXデビュープログラムとして、FX口座を新規開設して10,000単位以上取引すると最大100,000円がキャッシュバックされます。エントリーと取引期限は決まっていて、FX口座を開設した月の翌月最終営業日までです。
新規取引の合計数量に応じてキャッシュバック金額が決まり、最低でも1,000円もらえます。例えば新規取引数量が100単位~500単位未満だと1,000円、500単位~1,000単位未満だと5,000円、1,000単位~5,000単位未満で10,000円、5,000単位~10,000単位未満で40,000円です。
キャッシュバックをもらうためにはエントリーが必要で、ボタンを押すだけなので難しくありません。エントリーするとエントリー完了のメールが登録したメールアドレスに届きます。
SBI証券の口座開設方法と必要書類
口座開設方法はネットと郵送の2種類
SBI証券の口座開設方法はネットと郵送の2種類になります。ネットで口座開設をスマホでする場合、マイナンバーカードまたは通知カード+運転免許証が必要です。スマホがないなら、マイナンバーカード+本人確認書類1種類または通知カード+本人確認書類2種類を準備しましょう。
郵送で口座開設をする場合、必要書類はマイナンバーカード+本人確認書類1種類または通知カード+本人確認書類2種類が必要です。詳しくはSBI証券から発送される書類を確認してください。
ネットかつスマホでの提出だと、取引開始まで最短翌営業日なのでおすすめになります。郵送は書類の往復があるため、口座の開設が完了するまで約10日後です。
口座開設で具体的な必要書類
マイナンバーカードと通知カードのどちらかはネットでも郵送でも必要な書類ですが、本人確認書類はネットと郵送で異なります。ポイントは「在留カード/特別永住者証明書」で、ネットには含まれませんが郵送では含まれているのがポイントです。
口座開設に必要な共通する本人確認書類は、運転免許証・運転経歴証明書・住民基本台帳カード(写真付き)・日本国パスポート・住民票の写し・各種健康保険証・印鑑証明書の7種類になります。
なお、マイナンバーカードと組み合わせて提出する場合は、本人確認書類のうちいずれか1種類です。通知カードを組み合わせて提出する場合は、本人確認書類のうちいずれか2種類になります。ネットでも郵送でも同じなので、把握しておきましょう。
SBI証券のよくある質問集
サポート体制はどうなっていますか?
SBI証券は操作方法に困っても、リモートサポートサービスが充実しています。リモートサポートサービスはオペレーターと電話をしながらPCの画面共有をして、操作や設定方法に対応してくれるサービスです。
口座開設の方法がわからなくても、平日だけではなく休日も対応してくれます。電話問い合わせができない状況でも「お問い合わせフォーム」で質問できて、24時間利用可能です。
口座開設は誰でもできますか?
口座開設は条件を満たせば誰でもできます。0歳でも取引主体を親権者にすれば、未成年口座開設が可能です。条件は7つほどあり、例えば親権者全員が同意書または申込書に署名と捺印をしてからの提出が必須です。
ただし、NISA口座は20歳から18歳に引き下げを予定していたり、信用取引口座は年齢75歳未満の成人であったりなど、取引する口座によって基準が異なります。詳しくはSBI証券の公式サイトで確認しましょう。
SBI証券のスマホアプリはどんな特徴がありますか?
SBI証券のスマホアプリは、全部で6種類もあります。いつでもどこでも操作でき、情報が豊富で幅広く利用できる取引アプリです。初めての利用でもわかりやすい設計になっていて、操作ガイドが付いています。
特に投資ではすぐに取引ができて、素早い情報収集がポイントです。SBI証券のスマホアプリはストレスフリーな環境になっていて、利便性に優れています。アプリ1つで取引が完結するため、機能性が高いといえるでしょう。
口座開設の日数はどれくらいかかる?
インターネットで口座開設をすると、審査が通達されるまで最短翌営業日になります。次の日が営業日なら翌日に取引開始できますが、次の日が非営業日だと数日かかるため把握しておきましょう。
口座開設はインターネットだけではなく、郵送でも開設できます。ただし、郵送だと書類のやり取りが多いため、口座の開設が完了するまでの日数は約10日です。早めに口座開設したいなら、インターネットがおすすめになります。
取引の時間帯はいつでも可能でしょうか?
金融商品によって取引の時間帯は異なるため、取引の時間帯は決められています。例えば株式や外国為替取引だと、土日や祝日を除いた平日に取引できます。外国の投資商品だと、国ごとの取引時間を把握しなければなりません。
国内株式だとメンテナンス以外の時間帯で9:00~11:30、12:30~15:00です。PTSを利用すれば8:20~16:00、16:30~23:59までで、夜でも取引できます。
SBI証券にはどんな入金方法がありますか?
入金方法は4つあり、即時入金・リアルタイム入金・振替入金・銀行振込です。1つずつ簡潔に解説すると、即時入金はインターネットバンキングを利用した入金になります。インターネットバンキングの利用せず、SBI証券の口座振替を登録して利用するのがリアルタイム入金です。
振替入金はゆうちょ銀行から証券総合口座に入金する方法で、銀行口座は文字通り銀行から振り込む方法になります。銀行振込のみ手数料が自己負担で、他の入金方法は手数料が無料です。入金が即反映されるのは、即時入金とリアルタイム入金になります。
SBI証券でNISA、つみたてNISA、iDeCoによる資産形成はできますか?
SBI証券ではNISA、つみたてNISA、iDeCoができます。3つを比較すると、最低投資金額はNISAが100円~、つみたてNISAも100円~、iDeCoは5,000円~です。少額から利用できて、自分の投資スタイルで運用できます。
年間投資限度額はNISAが120万円、つみたてNISAが40万円、iDeCoが14万4,000円~81万6,000円です。iDeCoに関しては加入者の職業によって、拠出できる限度額が変わります。
SBI証券で評価されている口コミ・評判まとめ
SBI証券はネット証券界で最も口座開設数を誇り、実績と信頼がある安心感が評価されています。セキュリティ対策が万全で、手数料が安いのも投資初心者にとって嬉しいポイントです。
また、情報を瞬時にメールで送ってくれるため、積極的な取引ができます。SBI銀行との連携が便利で、米国株の売買がしやすい環境です。ETFの定期買付ができるようになっていて、海外ETFを積み立てしたい人におすすめの証券会社になります。
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