仮想通貨取引をする際に必須とも言えるのがウォレットです。しかし、これから仮想通貨取引を始める方は、どういったウォレットを使用すればいいのかわからない方もいると思います。
この記事では、ウォレットの作成を検討している方のためにウォレットの仕組みや、おすすめのウォレットを紹介していくのでぜひチェックしてください。
※2023/6/9情報調査日
※2023/6/9更新日
※掲載の法人、機関または商品については編集部による集計、調査により推薦したものになります
※監修者掲載の記事について、監修者はコメントの監修を行っており、サービスを選定したものではありません
※価格は全て税込価格になります
※掲載の法人、機関または商品にはADを含みます
※掲載の法人、機関または商品を購入・申込すると、売上の一部が編集部に還元されることがあります
仮想通貨ウォレットの仕組みと種類を解説
仮想通貨ウォレットとは?
仮想通貨のウォレットとは、仮想通貨を保管するためのデバイスまたはプログラムのことです。わかりやすく説明すると仮想通貨専用の財布で、自分の保有している仮想通貨を保管することができます。
ウォレットには、公開鍵と秘密鍵という2つの鍵が存在しており、公開鍵は仮想通貨を送るためのアドレスとして機能して、秘密鍵はパスワードのようなもので、取引を確認するために使用します。
そして、この秘密鍵があることで、暗号化された取引を確認できるのでプライバシーを守ったまま通貨を保管することができ高い安全性を誇ります。
仮想通貨ウォレットの種類は?
ウォレットの種類には大きく2つの種類があります。1つ目は、「ホットウォレット」と呼ばれるものです。このホットウォレットは常時インターネットに接続されているので、いつでも仮想通貨の取引ができるという特徴があります。
しかし、インターネットに常時接続しているので、ハッキングの被害に遭う確率が高いというデメリットも持ち合わせています。そしてもうひとつは「コールドウォレット」というものです。こちらはインターネットから隔絶されたウォレットになります。
そのため、ハッキングに遭いにくいというメリットがあります。ただ、インターネットに常時接続しているホットウォレットと比較すると使い勝手悪いのでこの点がデメリットとなっています。
取引所と仮想通貨ウォレットの違い
資産の管理方法
取引所で通貨を保管する場合と、ウォレットで通貨を保管する場合では管理方法が異なります。取引所で保管する場合は取引所がウォレットを管理しているので、パスワードなども取引所に管理されている状態になります。
そのため、取引所がハッキングにあえば自分の資金が流出してしまうかもしれません。その反面、自分のウォレットで通貨を保管する場合は秘密鍵などを自分で保管するので、自分が秘密鍵を流出させなければハッキングにあう確率は限りなく低くなっています。
しかし、自分で秘密鍵などを保管しておりそれを紛失した場合は完全に自己責任なので、失った資金を取り戻すことはできません。ただ、取引所であれば、パスワードの保管と再設定などを行なってくれるので、パスワードを忘れたり無くしたりしても心配ありません。
取引所と仮想通貨ウォレットの違いは主にこういった点になります。
ハッキングのリスク
取引所と仮想通貨ウォレットでは、ハッキングのリスクのリスクが大きく異なります。取引所は多くの人から資産を預かっているので、ハッキングの対象として狙われることが多くリスクも高くなります。
その反面、仮想通貨ウォレットの場合は、どのくらい資金があるかわかりませんし、取引所をハッキングした時よりも盗める資金が少ないのでハッキングの対象になりにくくなっています。
国内取引所では、過去に大量の資金を流出させたことが何度かあるので、ハッキングのリスクという面では取引所の方がリスクが高いと言えます。
仮想通貨ウォレットは作るべき?
仮想通貨取引におけるリスクを減らすのであればウォレットの作成は必須です。先ほども説明したように、ハッキングの観点でも取引所の方がリスクも高いですし、取引所が倒産した場合は全ての資金を失ってしまう可能性もあります。
そのため、全ての資産を1箇所に集めておくというのは非常に危険です。ウォレットがあれば、自分の資産を分散して保管することができるので、万が一、どちらかがハッキングにあっても半分の資金は守ることができます。
投資と同じように分散させておくことでリスクを減らすことができるので、リスク管理をするのであればウォレットを作ることをおすすめします。
おすすめ仮想通貨ウォレット11選
Coincheck(コインチェック)
- coincheck積立で資産を増やす
コインチェックでは、仮想通貨の積み立てに対応しています。積み立てでは、1日単位から積立をすることができるので、取得単価を抑えて資産を増やせます。 - NFTマーケットプレイス
コインチェックでは、仮想通貨取引以外にNFTの取引ができます。NFTマーケットプレイスでは、人気のNFTアイテムやゲームのアイテムを販売中。 - 貸暗号資産で通貨を運用
コインチェックでは、通貨を貸し出して利息収入を得ることができます。年利最大5%で運用できるので、安定的に資産を増やすことができます。
編集部
通貨名 | ビットコイン・イーサリアム・リスクなど |
---|---|
通貨単位 | BTC・ETH・LSKなど |
発行上限枚数 | 2100万BTC |
取引通貨数 | 17種類 |
現在実施中のキャンペーン
・【口座開設&入金で全員もらえる!】ビットコインあげちゃうキャンペーン
コインチェックの口座を新規開設して入金するだけでビットコインが貰える!入金額に制限はないので誰でも2500円分のビットコインを貰えるチャンス!
編集部
DMM Bitcoin
出典:DMM Bitcoin
- さまざまな手数料が無料
DMM Bitcoinでは、日本円の入出金や仮想通貨の送金手数料、取引手数料が無料で取引できる。手数料無料だから気軽に取引を始められる - 365日お問い合わせ対応
DMM Bitcoinでは、365日お客様からの問い合わせに対応しています。問い合わせは、LINEアプリからも行えるので簡単に問い合わせができます。 - 利便性の高いスマホアプリ
DMM Bitcoinでは、利便性が高く高性能なスマホアプリを使用できます。アプリでは初心者用と上級者用で仕様を変えられる方、初心者の方でも安心です。
編集部
通貨名 | ビットコイン、イーサリアムなど |
---|---|
通貨単位 | BTC・ETH・XRPなど |
発行上限枚数 | 3BTC |
取引通貨数 | 17種類(現物取引) 24種類(レバレッジ取引) ※ |
現在実施中のキャンペーン
・入金&取引キャンペーン!
200名に5000円プレゼントのキャンペーン開催中!入金後2万円分の仮想通貨を購入で抽選200名に5,000円があたります。
・新規口座開設で2,000円プレゼント!
新規口座開設完了で、全員にもれなく“即時”2,000円をプレゼント!
・はじめてのレバレッジ取引キャンペーン
DMM Bitcoinではじめてレバレッジ取引を行うと最大3万円のプレゼント!レバレッジ取引をした人は抽選でプレゼントが当たります。ハズレなしなので全員当選します。
編集部
bitFlyer(ビットフライヤー)
- 国内トップクラスのビットコイン取引量
bitFlyerは、国内最大級のビットコイン取引量を誇ります。取引量は6年連続国内トップを記録しておりスムーズに取引することができます。※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年 〜 2021 年の年間出来高(差金決済 /先物取引を含む)
- 高性能な取引ツール
bitFlyerでは、高性能な取引ツール「Lightning」を使用することができます。現物取引とFX取引を両方行えるので、下落時でも利益を出すことが可能! - 最高強度の暗号化技術を採用
bitFlyerでは、資産を守る取り組みとして最高強度の暗号化技術を採用!全ての情報を暗号化して取り扱うことでハッキングを防ぎます。
編集部
通貨名 | ビットコイン・イーサリアムなど |
---|---|
通貨単位 | BTC・ETH・ETC・DOTなど |
発行上限枚数 | 2100万BTC |
取引通貨数 | 19種類 |
現在実施中のキャンペーン
現在実施中のキャンペーンは特になし
編集部
GMOコイン
出典:GMOコイン
- 専用のスマホアプリ
GMOコインでは、専用のスマホアプリを使用できます。アプリは視認性の高いUIを採用しており、簡単操作で仮想通貨の購入ができます。 - 10種類の通貨レバレッジ取引可能
GMOコインでは、10種類の通貨でレバレッジ取引ができます。取引d家いる通貨はどれも人気の銘柄ばかりなので利益を出しやすく、レバレッジ用の取引チャーも使用可能 - ステーキングで資産運用
GMOコインでは、ステーキングをして運用が可能!年率2.1%〜4.5%で運用することができ、保有しているだけで報酬を獲得できるので初心者でも資産を増やせる。
編集部
通貨名 | ビットコイン・イーサリアム・ネムなど |
---|---|
通貨単位 | BTC・ETC・BCHなど |
発行上限枚数 | 2100万BTC |
取引通貨数 | 20種類 |
現在実施中のキャンペーン
・仮想通貨購入で10名に現金1,000円
GMOコインで仮想通貨を購入すると毎日抽選で10名に1000円が当たる!販売所・つみたて暗号資産のどちらかで購入すると抽選対象に!※購入のみ対象なので注意が必要
・新規暗号資産FX取引で1日1名10,000円
1日に600万円以上の新規取引で1万円のプレゼント!毎日抽選でプレゼントされるから取引をする人全員に当選の可能性があります。
編集部
LINE BITMAX(ライン ビットマックス)
- 仮想通貨取引初心者でも簡単操作!
LINE BITMAXでは、知識のない初心者でも簡単に取引可能!LINEアプリからそのまま仮想通貨を購入でき、操作も直感的にできるから気軽に取引できる! - 1円単位で取引可能
LINE BITMAXでは、最低取引単価が1円になっています。そのため少額から取引を開始でき資金の少ない方でも安心です。 - 国内で唯一LNを取り扱っている
LINE BITMAXは、国内で唯一「LN」を取り扱っています。LNはLINE独自のトークンでLINEのサービスで決済などに使用できます。
編集部
通貨名 | ビットコイン・イーサリアムなど |
---|---|
通貨単位 | BTC・ETH・BCH・XRP・LTC・LN・XLM |
発行上限枚数 | 約2100万枚 |
取引通貨数 | 7種類 |
現在実施中のキャンペーン
・ミッション達成で最大690円リンクプレゼント
キャンペーン開始前から口座を開設している方も含めて、ミッション条件を達成すると最大690円リンクがもらえます。(2021年11月18日〜開催)
編集部
SBI VCトレード
出典:SBI VCトレード
- 現物・FX取引が可能
SBI VCトレードでは、現物取引に加えてFX取引も可能です。裁定取引単価も100円からとなっており、充実した取引環境が整っています。 - 堅牢なセキュリティ
SBI VCトレードを運営するSBIグループは、他の金融サービスで培ったノウハウを活かして堅牢で万全なセキュリティーを構築しています。 - 貸暗号資産サービスの提供
SBI VCトレードでは、貸暗号資産サービスを提供しています。対象通貨は7種類もあるので長期保有している通貨を貸し出すことで安定的に資産を増やすことができます。
編集部
通貨名 | ビットコイン・イーサリアムなど |
---|---|
通貨単位 | BTC・ETH・BCH・XRP・LTC・LINK・DOT |
発行上限枚数 | 約2100万BTC |
取引通貨数 | 7種類 |
現在実施中のキャンペーン
・三井住友カード利用額の3%相当のXRP交換券
三井住友カードのクレジットカードで、「三井住友カードつみたて投資」を行うと利用料の3%をXRPで還元されます。最大還元金額は3万円となっており、条件を満たした人は全員対象となります。
・抽選で100名に2,000円分の暗号資産プレゼント
期間内に新VCTRADEサービスで1万円以上の購入をすると抽選で2000円のプレゼント獲得!プレゼント獲得には専用フォームからの申し込みが必要なので登録を忘れずに!
編集部
bitbank(ビットバンク)
- 国内NO.1の取引量
bitbankは、国内NO.1の取引量を誇る取引所です。取引量が多く流動性も高いので、注文を出してすぐ約定するためストレスなくトレードができます。 - 最短3分で申し込み完了
bitbankの口座申し込みは最短3分で完了します。メールアドレスの確認に本人確認だけなのでちょっとの時間で申し込むことが可能です。 - ファイナンスアプリランキングNO.1
bitbankのモバイルアプリは、Apple Storeのファイナンスカテゴリで1位を獲得したことがあり、多くの方に利用されています。※2018年10月31日 iOS App Store
ファイナンスカテゴリ 無料ランキングにて
編集部
通貨名 | ビットコイン・イーサリアム・リップルなど |
---|---|
通貨単位 | BTC・ETH・XRPなど |
発行上限枚数 | 2100万BTC |
取引通貨数 | 29種類 |
現在実施中のキャンペーン
・暗号資産デビュー応援キャンペーン!
期間内にbitbankの口座を開設すると抽選で2000円のプレゼント!抽選対象は3万円以上の入金をしたアカウントだけなので入金額には要注意!
・ENJCoin取り扱い開始キャンペーン!
ENJCoinの取り扱いを記念して期間中の手数料が無料!2022年5月25日までの間、ENJの通貨ペアの手数料が全て無料で取引可能です。
編集部
Zaif(ザイフ)
出典:Zaif(ザイフ)
- 高機能なチャートTradingView
Zaifでは、高機能なチャートTradingViewを使用することができます。TradingViewは、世界中の投資家が利用するツールで使いやすいため、快適にチャート分析をすることができます。 - 便利なコイン積立機能
Zaifでは、仮想通貨の積立にも対応しています。Zaifのコイン積立では、毎月設定した金額分の仮想通貨を自動で購入してくれるため、面倒な手間を省いて積み立てをすることができます。 - ソーシャルチップサービス
Zaifでは「ソーシャルチップ」という独自のサービスを提供しています。ソーシャルチップとはTwitterユーザーにチップを送れるサービスで、Zaifでは無料でこの機能を使用できます。
編集部
通貨名 | ビットコイン・イーサリアム・ネムなど |
---|---|
通貨単位 | BTC・ETH・XEMなど |
発行上限枚数 | 2100万枚 |
取引通貨数 | 15種類 |
現在実施中のキャンペーン
「新規口座開設・入金・取引でカイカコイン(CICC)プレゼントキャンペーン」
Zaifでは、新規口座開設をして取引まで行うと最大3000円分のカイカコイン(CICC)を獲得できます。期間は2022年5月1日~ 2022年5月31日までとなっています。
編集部
BITPoint(ビットポイント)
- シンプルで使いやすいアプリ
BITPointのスマホアプリは、シンプルで使いやすい仕様になっています。シンプルで見やすい取引画面は取引を快適に進められるので初心者でもスムーズに取引できます。 - 豊富な取引方法
BITPointでは、豊富な取引方法が採用されています。現物取引に加えて「貸して増やす」といった方法で投資を行え、取引以外でも資産を増やすことができます。 - 国内で唯一DEPコインの取引が可能
BITPointでは、国内で唯一DEPコインを取引できます。またBITPointでは厳選された人気の銘柄ばかり取り扱っているので、効率よく投資をすることができます。
編集部
通貨名 | ビットコイン・イーサリアム・ライトコインなど |
---|---|
通貨単位 | BTC・ETH・LTCなど |
発行上限枚数 | 約2100万BTC |
取引通貨数 | 12種類 |
現在実施中のキャンペーン
・口座開設で3,000円相当プレゼントキャンペーン
BITPointでは、期間内に口座開設で3000円相当の通貨をもらえます。もらえる通貨は、BTC・ETH・IOSTの3つでそれぞれ1000円分ずつの通貨を獲得できます。
編集部
マネックスビットコイン
出典:マネックスビットコイン
- 運営はマネックスグループ
マネックスビットコインは、マネックスグループが運営する取引所です。マネックスグループは国内最大級の仮想通貨取引所コインチェックを運営しているので安心できます。 - 暗号資産CFDに特化
マネックスビットコインは、暗号資産CDFに特化した取引所です。CFDとは差金決済取引のことで、レバレッジ取引などを行うことができます。 - 初心者に嬉しい手数料無料
マネックスビットコインは、取引にかかる手数料が全て無料です。取引手数料に加えて入出金手数料も無料なので、初心者の方に嬉しい取引所です。
編集部
通貨名 | ビットコイン・ビットコインキャッシュ・イーサリアム・リップル |
---|---|
通貨単位 | BTC・BCH・ETH・XRP |
発行上限枚数 | 10BTC |
取引通貨数 | 4種類 |
現在実施中のキャンペーン
・現在実施中のキャンペーンは特になし
編集部
Huobi Japan
出典:Huobi Japan
- Huobiグループの日本法人
Huobi Japanは、世界170カ国で仮想通貨取引サービスを提供する世界最大級の取引所Huobiグループの日本法人です。 - 最大90%以上の割引
Huobi Japanでは、Huobi 独自のトークンを保有することで取引手数料が最大92%で取引することができます。割引は通貨の保有数に比例して大きくなる仕組みになっています。 - 世界最高水準のセキュリティー
Huobi Japanのセキュリティは世界最高水準です。Huobi Japannの母体であるHuobiが世界最大級の取引所なので、Huobi Japanと同じ水準でサービスを提供しています。
編集部
通貨名 | ビットコイン・イーサリアム・リップルなど |
---|---|
通貨単位 | BTC・ETH・XRPなど |
発行上限枚数 | ー |
取引通貨数 | 17種類 |
現在実施中のキャンペーン
・お友達紹介キャンペーン
Huobi Japanでは招待されて口座開設をすると1500円相当の仮想通貨がもらえます。紹介料は自分だけでなく相手ももらえるため、口座開設する際は招待してもらうとお得になります。
・ウェルカムキャンペーン
口座開設・入金・取引をするごとに、抽選でクーポンを獲得できます。全ての抽選に当選した場合は3万円分のクーポン券を貰うことができます。
編集部
最適な仮想通貨ウォレットを選ぶ際のポイント
利便性の高さ
仮想通貨のウォレットを選ぶ際は、利便性の高さを見て選ぶようにしましょう。ウォレットには、取引所ウォレット・ハードウォレット・モバイルウォレットの3つがあり、このうちハードウォレットは利便性があまり高くありません。
ハードウォレットは、インターネットから隔絶されたウォレットなのでハッキングのリスクを減らすことができますが、ネットに接続していないのですぐに取引することができません。
また、取引所ウォレットとモバイルウォレットはネットに接続されているので、すぐに取引できますが、取引所ウォレットは取引所のサーバーがダウンしたりすると取引ができないといったリスクがあります。
そして、モバイルウォレットはいつでも取引できる代わりにハッキングのリスクと、パスワードを紛失してしまうリスクがあります。そのため、それぞれのメリット・デメリットと利便性を把握したうえでウォレットを選びましょう。
セキュリティ体制
ウォレットのセキュリティーで選ぶ場合は、そのウォレットがホットウォレットなのかコールドウォレットなのかをみて判断しましょう。記事の始めで説明した通り、ホットウォレットはネットに常時接続をしており、コールドウォレットはネットから隔絶された状態にあります。
そのため、セキュリティー面で言えばコールドウォレットの方が優れていると言えます。ただ、全ての資産をコールドウォレットに入れると不便なので、使用しない資産に関してはホットウォレットに保管するようにしましょう。
対応する銘柄
ウォレットを選ぶ際は、対応している銘柄を確認するのも重要です。それぞれのウォレットには、対応するブロックチェーンが異なり、対応したチェーン上で発行された通貨でなければ取り扱うことができません。
そして、対応していないウォレットに送金した場合は、資金を失ってしまう可能性もあります。ですので、ウォレットを選ぶ際は取引したい銘柄に対応しているか確認してからウォレットを作成しましょう。
仮想通貨ウォレットの作成方法
ウォレットをインストールする
ウォレットの作成は、自分のPCやスマートフォンにデータをDLするだけで簡単に作ることができます。ただ、ウォレットの種類によっては膨大な容量を必要とするものもあるので、データをDLする前に容量の確認を必ずするようにしてください。
特に、セキュリティの高いウォレットなどは容量が大きい傾向にあるので覚えておきましょう。
データ容量を減らす方法
ウォレットには、先ほども説明したように容量の小さいものと大きいものが存在します。そのため、容量が確保できない場合は、容量の少ないウォレットを使用することで対処することができます。
容量の少ないウォレットは、通貨の送受金などの簡単な作業しかできないものもありますが、特に複雑な取引をしないのであれば容量の少ないウォレットでも十分です。
また、容量が小さければスマホのように処理能力の低いデバイスでもサクサク動くので、容量がない人は容量の少ないウォレットの作成をおすすめします。
オンライン上にウォレットを作成
ウォレットには、WEB上にウォレットを作成できるものもあります。WEB上にウォレットを作れば、容量を気にすることなく使用できますし、PCやスマホが故障してもWEB上で取引ができます。
ただ、このウォレットはWEB上にデータを保存するので、定期的にバックアップを取らなければデータを紛失する場合もあります。データが消えた場合は資金も無くなってしまうので、定期的にバックアップをすることを忘れないようにしてください。
仮想通貨ウォレットに関するQ&A
おすすめの仮想通貨ウォレットはメタマスク
おすすめのウォレットアプリは「メタマスク」です。メタマスクは、現在もっとも使用されているウォレットのひとつで、豊富な銘柄を取り扱うことができスマホでも快適に動作します。
また、たくさんの取引所へ接続できるので、NFTの購入やDeFi取引をする際に非常に便利です。
モバイルウォレットは誰でも使用可能?
モバイルウォレットは誰でも使用することができます。先ほども説明したように、必要なアプリやデータをDLすることで利用できるので、ウォレットを動作できるデバイスがあれば誰でも使用可能です。
ただ、ウォレットにはセキュリティの低いものなどもあるので、使用する際は安全性の高いものを選ぶようにしてください。
モバイルウォレットの入手方法
モバイルウォレットは、アプリストアやWEBサイトから入手することができます。Apple StoreやGooglePlayに登録されているアプリであればそこからDLして、公式サイトにデータがあるものは、公式サイトからDLして使用することができます。
また、公式サイトからDLする場合は、偽サイトがある可能性もあるので、公式のサイトか確認したうえでDLするようにしてください。
複数の通貨をウォレットに保管できるのか?
ウォレットに複数の通貨を保管することは可能です。ただ、先ほど説明した通り、ウォレットには対応している通貨とそうでない通貨があるので、複数保管するのであれば対応する銘柄が多いウォレットを使用する必要があります。
ウォレットごとに対応する仮想通貨の種類は違うのか?
ウォレットごとに対応する通貨の種類は異なります。メタマスクなどであれば、数十種類の通貨を取り扱うことができますが、基本的には1つ〜3ほどしか対応していないものが多いです。
複数の通貨を取り扱わないのであれば、対応する通貨が少なくても問題ありませんが、複数の通貨を扱うのであればメタマスクのような対応する通貨が多いウォレットを選びましょう。
仮想通貨のウォレット間で移動できる?
仮想通貨のウォレット間で通貨の移動はできます。通貨を移動する際は、移動先のウォレットの公開アドレス宛に通貨を送金すればすぐに通貨を移動できます。
しかし、送金先のアドレスを間違えるとセルフゴックス(紛失)してしまうので注意して送金しなければいけません。
まとめ
ウォレットの仕組みや特徴・選び方について解説しました。今回のまとめは以下の通りです。
- ウォレットは利便性の高いものを選ぶ
- セキュリティ面でウォレットを選ぶ
- ウォレットの作成は誰でも可能
- 用途によってウォレットは使い分ける
- 1つのウォレットに資金を集中させない
仮想通貨ウォレットは、使い慣れていない人が多いですが、使いこなせるようになるとリスクを減らせるだけでなく、あらゆる取引を行えるようになります。ですので、自分の用途にあったウォレットを作成して仮想通貨取引を行うようにしてください。
コンテンツ作成・文責について